園の特徴


目次

1.林でゆったり過ごす「自然あそび」
2.ちょっと苦しい、でもうんと楽しい「夏と冬のキャンプ」
3.主体的な子供を育てる「フレネ教育」
4.2歳からの「幼保一体化教育」
5.おいしい工夫がいっぱい「食育」
6.みんな仲良し「縦割り保育」
7.ギャラリー


1.林でゆったり過ごす「自然あそび」

 週に2回、林の中で遊んでいます。天候、季節によって毎回異なる自然環境の中での遊びは、子供たちの五感を刺激し、たくさんの発見や驚きをもたらします。本園では1985年から、体験からのアクティブラーニングを保育にとり入れ、自ら学ぶ力、考える力を育てています。このような体験をした子供たちは、道徳観や、責任感が強く、学習意欲が高いという傾向がみられます。(文部科学省の「平成14年度 学習意欲に関する調査研究」でも、「自然体験をすると学習意欲が高まる」と報告されています。)

林の「整備保全活動」「森林環境教育」等については左メニュー【その他の活動】にある【林の活動】をご覧ください。


2.ちょっと苦しい、でもうんと楽しい「夏と冬のキャンプ」

 年長児には、これまでの仕上げの活動として、夏の「ひとり立ちキャンプ」と冬の「スノーキャンプ」があります。5歳児にとって、3日間も親元から離れて過ごすのは容易なことでなく、一種の「冒険」です。子供たちはこの活動により、小学校に進学するまでに身につけておきたい「自立」を促し、「仲間と協力」する大切さを実感します。また、自然と向き合って、力のかぎりを尽くすことで「達成感」や「自己肯定感」を味わい、自分の「限界を知る」こともできます。


3.主体的な子供を育てる「フレネ教育」

 フレネ教育とは、1935 年「子供も社会の一員として尊重され、責任を果たしながら自分のなすべきことに向かって生活をつくっていく」という理念に基づき、子供が主体となって学校生活を運営する、南フランスからはじまった教育です。フレネ教育では、子供が一人ひとり「考えて行動する」ことを最も大切にしています。子供の興味、関心からはじまる自然な学びや表現、計画表や率直な意見交換など、日本とは大きく異なる具体的な実践が子供の主体的な生活をつくる基盤となっています。けやの森学園では、フランスのフレネ学校との交流を通して様々な教育のヒントを得てきました。
 本園の「自然の教育」と「フレネ教育」と共通する部分が多いことから、フランスの教育研究者の目にとまり、1996年から、教育者同士の「日仏教育実践交流会」を行っています。また、子供たちは、「フレネ学校」の子供たちと、詩や絵、工作の作品を通じて交流を行い、国や文化の違いを知り、刺激を受けています。
 「子供自身の中に学び、成長する力を持っている」という子供を尊重する考え方が、けやの森学園とフレネ学校の共通点。ですから教師は子供の興味や関心からはじまる学習が自然に展開できるよう、環境を整えるのです。このような環境で育った子供は自然と生きいきしてくるのです。


4.2歳からの「幼保一体化教育」

 「我が子にいい教育を受けさせたい」という願いは、幼稚園に我が子を通わせる父母ばかりでなく、保育園を利用する共働きのご家庭も同様ではないかと考え、幼稚園と保育園を合体させた「幼保一体化教育」を2003年から導入しています。特にこの「幼保一体化教育」は、言葉や身体機能の発達の著しい2歳児から、午前中は、保育園児も幼稚園児と同じ活動を行っており、保護者にも大変喜ばれています。多くの刺激と学びのある環境の中で過ごすことができます。


5.おいしい工夫がいっぱい「食育」

 本園では、毎年「給食のテーマ」を決めています。
例えば、平成29年度は子供たちに人気の「味噌汁」に着目し、「味噌汁から広げる食育」をテーマに行いました。
1学期は、みそ汁の「だし」に焦点をあて、「にぼし」「昆布」「かつお節」など、各だしの素材の説明を行い、味の違いを体感させました。またみそ汁の具材は、月ごとに旬の野菜を使用し紹介しました。
2学期は、みそ汁の「みそ」に焦点をあて、白みそ、信州みそ、八丁みそなど、各地域のみそを紹介し、味の違いを体感しました。
3学期は、実際に「みそ」を作り、原材料の大豆からみそになるまでの不思議を体験しました。

このようにテーマを決めることによって、味覚ばかりではなく、他の感覚も刺激し、多くの学びとなっています。


6.みんな仲良し「縦割り保育」

 0歳から5歳まで、学年の枠を超えた異年齢の関わりを常に大切にしています。時には学童児も加わった交流もあります。
 特に幼児は年少児から年長児の3学年が混ざり合ったクラスで生活しています。その中でペアを作り、年少児は年中、年長児に身の回りの世話をしてもらいながら、園生活のイロハを学んでいきます。また、年長児の活躍や特別な活動へ向かう姿を身近に感じることで、他学年の子供たちへ憧れの気持ちを抱き、その先の園生活に期待を持ちます。逆に年中、年長児は泣いたりわがままを言ったり甘えたりと、思い通りにいかない年少児を相手に、相手の気持ちを考えたり、接し方を工夫したりとコミュニケーションを学んでいきます。モタモタ、ゴタゴタをたくさん経験しながら互いに刺激し合い、やがて「かわいいな〜」「あんな風になりたいな〜」と、思い合って助け合う兄弟や家族のような関係になっていきます。縦割り保育によっても保育者主導ではなく、子供主体の生活を目指しています。


7.ギャラリー